意外といいお値段のいちじく！安売りの時に買いだめしたり、知り合いなどからもらったりする時ありますよね。しかし、いちじくってすぐに傷んでしまいます。上手に保存できて、傷ませることなく、いろいろな食べ方で完食したい!!って思いますよね。
ここでは、いちじくの簡単で上手な保存方法について書いていきます。いちじく好きの方は必見ですよ！
①いちじくの保存方法は常温と冷蔵どちらが良い？
いちじくは、乾燥に弱く傷みが早いデリケートな果物なので、常温保存はNGです。熟した状態で収穫しているため、日持ちはよくありません。特に夏場は、追熟するスピードが早く、数日で傷んで食べられなくなります。そのため、購入した日に食べない場合は冷蔵庫に必ず入れましょう。かためのものでも3～５日を目安に食べ切るようにしましょう。
❶常温保存方法
いちじくはとても繊細でデリケートな果物で、常温保存のままでは長持ちはしません。なぜなら、非常に乾燥に弱いこと、最適保存温度が０℃～３℃と低いこと、実が弱く酸化しやすいことが要因で、キズがついていたらその部分から傷みはじめます。さらに、いちじく同士重なってた部分や、何らかの圧力をかけられた部分は黒くなりブヨブヨになっていきます。いちじくの品種にもよりますが、いちじくは熟すとお尻の部分が割れます。パックなどの中に割れたいちじくがあれば、割れ具合の大きなもの(完熟)から順に食べるようにしましょう。もっても２日ぐらいが限度なので当日中に食べることをオススメします。
❷冷蔵保存方法
表面が水に濡れていると傷みやすくなります。もし皮が濡れていたら、しっかりと拭き取ってから保存しましょう。 いちじくを保存する際には、バットを使用するのがオススメ。実が弱いため、クッション代わりにキッチンペーパーや新聞紙などで包み込み、バットに重ならないように交互に並べることで傷を防ぐことができます。もちろんですが、いちじくの上に他の食材を置かないようにしてくださいね。さらに乾燥にも非常に弱いため、バットをポリ袋に入れて冷蔵保存することで長持ちします。いちじくを購入した際にパックに入ったものは、そのままポリ袋に入れて野菜室で保存して問題なし。冷蔵保存をしても甘味をどんどん失ってしまうので、新鮮なものでも5日以内に食べるのがオススメです。
②いちじくの冷凍保存は可能？
冷蔵保存よりも長くいちじくを保存したい場合は、冷凍保存がオススメです。まるごとの場合、1個ずつラップで包んでからジップなど保存用袋に入れます。皮をむいたいちじくの場合も1つずつラップしましょう。どちらの場合も保存の目安は1か月～２か月程度になります。冷凍保存すると、常温保存や冷蔵保存の時と食感は変わってしまいますが、食べる際には、冷蔵庫で低温でゆっくり解凍するのがオススメです。半解凍でシャーベットのように食べることでいちじくの本来の甘さを楽しむことができます。完全に解凍した場合は実が柔らかくなってしまうので、ジャムやコンポートのように加熱加工すると美味しく食べれます。
③いちじくの保存はカットしてからでも良い？
常温や冷蔵の場合は、いちじくのカットした部分から傷むのでカットせずに保存しましょう。冷凍の場合はカットしてから冷凍することで、食べたい量だけ食べることができます。半分または細かくカットしたものを、何個かに小分けしてラップで包んでおくと使うときに便利です。皮は柔らかいので、むいてもむかなくてもどちらでも大丈夫です。皮付きのものは凍った状態で流水をかけると、皮がすぐにむけます。栄養分を残したいならむかずに冷凍することをオススメします。
④いちじくを常温や冷蔵保存した時の賞味期限は？
基本的にいちじくは熟した状態で収穫しているため、日持ちはよくありません。固めのものでも2～3日を目安に食べるようにしてください。そして、いちじくはとても傷みやすく繊細な果物なので、常温では2日程度の賞味期限で、冷蔵保存なら３日～５日程度の賞味期限になります。ちなみに冷凍保存なら1～2ヶ月程度の賞味期限になります。
⑤まとめ
いちじくは傷みが早く繊細で、デリケートな果物です。購入した日に食べない場合は、冷蔵庫もしくは冷凍庫に必ず入れて上手に保存しましょう。冷蔵保存する場合は、カットせずにまるごとで保存します。皮の水分をよく拭き取り、キッチンペーパーや新聞紙などで包み、保存容器に重ならないように交互に並べてポリ袋などに入れて保存しましょう。冷蔵保存よりも長くいちじくを楽しみたい場合は、冷凍保存がオススメです。ラップにまるごと包んで冷凍保存しましょう。カットしてから冷凍すると、食べたい量だけ食べることができます。皮は、いちじくが凍った状態であれば流水をかければすぐにむけます。いちじくは冷凍保存で長期間楽しめますので、沢山購入したり貰ったりしたら、ぜひトライしてみてくださいね。
素敵ないちじくライフを～。