ズッキーニのピカタと簡単バーニャソース
最近でこそよく食べられるようになったズッキーニですが、店を開いた17年前ぐらいは高い時で1本600円なんて値段がついた時もありました。イタリアンの定着と同じようにズッキーニも市場にたくさん出てきました。ここ宮崎でも始めは探すのが大変なぐらい市場に無かったのですが、農業大国宮崎が本気出すと出荷量1位になりました。そんなズッキーニの簡単レシピをお送りします。
ズッキーニとは
見た目からはキュウリの仲間って思われがちですが、カボチャの仲間です。ヘポカボチャの仲間になります。その他には錦糸カボチャ(そうめんかぼちゃ)などがあります。最近は黄色ズッキーニ、花のついた花ズッキーニ、丸ズッキーニやUFOズッキーニなどもあります。
ズッキーニの選び方
あまり大きすぎず、皮は色濃くハリとツヤがあり、見た目もなめらかなものがよいです。ヘタの切り口がみずみずしく、皮が硬くなっていないものが良いです。黄色ズッキーニは緑色より皮が弱いので軽い傷でも傷み始めるのでキズのないものを選んでください。
ズッキーニの旬
4月から採れ始めて、最盛期はカボチャの仲間なので6~8月の夏になります。カボチャのように熟成させないのですぐ出荷し、10月ぐらいまで採れます。おもな産地は宮崎県と長野県になります。
ズッキーニの栄養価
・カリウム 体の中の余分な塩分を排出
・ビタミンC 美肌効果、風邪予防
・ビタミンB 体内でエネルギーを作り出す栄養素
・βカロテン 体の代謝を促すなどのアンチエイジング
ズッキーニの保存方法
常温保存の場合は、直射日光の当たらない涼しい場所に保存で1週間程度は保存できます。
冷蔵保存の場合は、1本1本キッチンペーパーや新聞紙にくるんでラップして野菜室でほぞんします。2週間程度は保存できます。
冷凍保存の場合は、カットしてからでも丸のままでも大丈夫です。1か月程度の長期保存ができます。
あとは、干しズッキーニという方法もあります。薄くスライスしたズッキーニを天日か専用ドライヤーで乾燥させます。
ズッキーニ調理してみた
材料
- ズッキーニ 1本
- 塩 少々
- 薄力粉 適量
- ニンニク 2個
- 牛乳 200cc
- アンチョビ 大さじ1
- オリーブオイル 50cc
- 卵 1個
①ズッキーニを1cmぐらいの大きさにカットします。
②ズッキーニを広げて軽く塩をします。
③薄力粉を茶こしなどを使って均等に振ります。
④ニンニクを2個芯を取っておきます。
⑤別鍋に牛乳を200mlと芯を取ったニンニクを入れて30分程弱火で煮ます。
⑥膜を張るので時おり混ぜてください。
⑦チューブアンチョビを大さじ1とオリーブオイルを50cc⑥に入れて混ぜておきます。
⑧⑦をブレンダーで混ぜまてソースの出来上がり。
⑨③を溶き卵にくぐらせ、オリーブオイルをひいたフライパンで焼いていきます。
⑩残った卵液ももったいないのでかけて両面焼いたら出来上がり。
⑪⑧の出来上がったソースと一緒に召し上がれ~。
まとめ
味は淡泊でどんな料理にもあうズッキーニ。調理法も揚げても、焼いても、煮ても、蒸しても美味しいオールマイティのお野菜です。ズッキーニの味を楽しみたいときはシンプルな調理法で食べていただくことオススメします。女性が喜ぶ栄養素も豊富なので、旬でお値段の安い時を狙って買ってもらって、上手に保存してズッキーニを楽しんでくださいね。
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