菜の花とシシャモのシンプルソテー
まだまだ寒い日が続きますが、暦では立春過ぎました。ぽつぽつと春野菜も市場に並んできました。そんな春野菜の代表である菜の花の簡単レシピです。ササっと作っておうちごはんに春をお届け!
菜の花とは
菜の花はアブラナ科アブラナ属に分類される二年草です。菜葉(なばな)と呼ばれる食用の葉やつぼみを菜の花と呼びます。キャベツや大根、白菜、チンゲン菜、ブロッコリーもアブラナ科というところでは仲間にあたります。直売場などに行くとコウサイタイやカイランサイなどアブラナ科で総称菜の花と呼ばれるお野菜がたくさん売っています。
菜の花の旬は
菜の花の旬は12月下旬から出始め、3月ぐらいまで出回ります。特に旬と呼ばれるのは2~3月です。
菜の花の選び方
菜の花を選ぶポイントは、つぼみが小さくそろっているもので、つぼみが咲いてしまっていると味が落ちたり、筋張ったりしているので避けたほうがよいです。葉・茎がやわらかく、切り口がみずみずしいものがよいです。切り口はパサパサに乾燥しているものは日が経っているので避けましょう。葉の色は、鮮やかなグリーンで全体的にピンシャキとしているものがよいです。葉は黄緑になってたり、カサカサに乾燥してるものは避けてください。
菜の花の保存方法
1.そのままを冷蔵で保存する場合
菜の花をキッチンペーパーや新聞紙に包んでポリ袋に入れて野菜室で保存します。
2.茹でてから冷蔵で保存する場合
菜の花をしっかり洗い、塩を入れたたっぷりのお湯に茎の方から入れて茹でて、冷水に つけて、水気をしっかり切って保存容器に入れて保存します。
3.そのままを冷凍で保存する場合
菜の花をバラバラにならない様に並べてポリ袋かジップにいれて冷凍します。
4.茹でてから冷凍で保存する場合
菜の花を2の方法で塩ゆでして水気を切って使いたい大きさに切って冷凍します。この 時に使いやす量に小分けしてから冷凍すると便利ですよ。
菜の花の栄養価
・ビタミンC 美肌、風邪予防
・ビタミンE 抗酸化作用によるアンチエイジング
・葉酸 血液を作くり貧血を予防する
・鉄分 血液を作り血中の酸素を運び貧血も予防する
・カルシウム 丈夫な骨を作る手伝いをする
・カリウム 体の中の余分な塩分を排出する
・食物繊維 腸内洗浄をしてくれて便秘を予防する
菜の花を料理してみた
材料
- 菜の花 1束
- シシャモ 1パック
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 少々
①フライパンにオリーブオイル大さじ1程度ひいてシシャモを焼いていきます。
②シシャモの卵が熱で破裂したりするのでフライパンに蓋をします。
③菜の花を食べやすい大きさにカットします。
④鍋にたっぷりの水と塩を入れます。
⑤下の部分からボイルしていき、上の部分は少しタイミングをずらしてボイルします。
⑥約1分半ぐらいボイルしたらザルに上げ軽く流水にさらして冷まします。
⑦ニンニク1片をみじん切りにしておきます。
⑧シシャモのひっくり返して裏側を焼いてる途中にフライパンの端に⑦を入れます。
⑨ニンニクに火が入り香りはじめたら⑥の水分を絞って一緒に炒めます。
⑩シシャモが崩れやすいので優しく混ぜ炒めます。(シシャモが割れても大丈夫)
⑪菜の花が均等に混ざれば出来上がり。
まとめ
春を感じるほろ苦さと春の芽吹く力強い緑色を持っている菜の花。調理はボイルしてしまえばいたって簡単です。今回のレシピはパスタにも応用できますよ。菜の花は冷凍保存もできるので、たくさん購入したりもらったりしたら上手に保存してお浸しにしたり、お吸い物、炒め物、天ぷらなどバリエーション豊富なので是非おうちごはんで春を楽しんでください。