【タピオカの原料】キャッサバって何?からキャッサバの楽しみ方

おいしい食材

ほっくほくのフライドキャッサバ

フライドって聞くと思い浮かべるのはポテトとかチキンとかではないでしょうか?

ブラジルから宮崎に嫁いでこられた知り合いの農家さんがキャッサバ試しに作ったから持ってくわ~って言われていただきました。私も初めてキャッサバを食べるため、ワクワクでした。

そうです今回紹介するのはなんとフライドキャッサバです。えっ、キャッサバ?って思われるでしょうwww。これがほっくほくで美味しい!それではキャッサバの世界へご案内します。

 

キャッサバとは?

キャッサバは世界中で栽培されている常緑低木で、和名はイモノキです。タピオカの原料として聞いたことがあると思います。実はタピオカだけでなく、加工後のキャッサバ残渣からエネルギー生産されたりと捨てるとがない植物と言われています。

葉は細長い形で6~7枚の扇状、イモノキという和名の通り、見た目は里芋・形はサツマイモに似た芋が数本なります。

 

キャッサバはいろいろな国でさまざまな食べ方で楽しまれている為、多数の呼び方があります。英語ではキャッサバ(cassava)またはタピオカ(tapioca)、フランス語ではマニオク(manioc)と呼ばれます。ここまで普及したのも、キャッサバが乾燥した土壌に強く、どのような荒れ地でも栽培できることが大きな要因でしょう。

 

毒がある

あのほっくほくで美味しいキャッサバの根っこにはなんと毒がある。知らなかった・・・。シアン化合物(青酸配糖体)が含まれているのです。品種によっては毒性の強さは異なりますが、致死量が含まれているものもあるため十分に注意が必要みたいです。必ず毒抜きしてから食べなければならないと・・・。

キャッサバの中毒症状

軽度の症状では、嘔吐・頭痛・めまい

重度の症状では、手足の痙攣・意識混濁・呼吸低下

最悪の場合、生命の危険もありうる

毒抜きというと難しいイメージがありますが、キャッサバ芋に含まれる青酸配糖体は加熱や水洗い(水に浸ける)によって取り除くことができるので比較的簡単にできるということなので、ピーラーで皮をしっかりむいて湯がきましょう(毒の9割が皮にあるため、皮が残ることのないようしっかり確認しましょう)

 

栄養価は?

キャッサバは食物繊維や炭水化物、カルシウム、ビタミン類、鉄分、マグネシウムやナトリウムなどが豊富、80%近くの主成分がデンプン(炭水化物)で、エネルギーに変えやすい植物です。また、育毛効果は科学的に証明されているみたいです。

キャッサバの効能

筋肉強化

便秘改善

高血圧の改善

免疫力アップ

育毛効果

コレステロール値改善

 

作ってみた

料理工程を載せるほどはありません、180℃に熱した油で1分から2分揚げるだけですw

外はカリッと中はほっくほくに揚がります。仕上げに塩を振って、あればパセリなんてかけるとオシャレですね。

食べた感想は、ジャガイモよりは甘く、サツマイモよりは甘さはスッキリで、食物繊維が豊富なため、芋とゴボウの中間のような感じです。農家さんからは食物繊維でお腹パンパンになるから食べすぎ注意と言われました。

 

今回はフライドキャッサバだけでしたが、ジャガイモ感覚で使えば色んな料理アレンジができると思います。

キャッサバ原料の食材

タピオカ

タピオカは、キャッサバから主成分であるデンプンを抽出、水で溶いた後専門の容器で遠心回転させ完成します。

 

タピオカ粉

タピオカ粉は、根を絞り水気を蒸発させ残ったもののことです

 

キャッサバ粉

キャッサバ粉は、根を乾燥させ砕いたもののことです。

 

 

まとめ

 

なかなかお目にかかることはないキャッサバ。しかし出会うことがあれば是非たべていただきたいキャッサバ。ここではキャッサバに毒があること、しかし比較的簡単に毒を抜くことができるお話をしました。キャッサバはタピオカだけではない料理もあることを紹介しました。レシピはまだまだたくさんあるため、キャッサバを存分にを楽しんでもらえるでしょう。美味しいだけではなく、栄養素も豊富です。ぜひ、小麦粉の代用に利用されてみてもおもしろいですよ。

enjoy your meal

タイトルとURLをコピーしました