菜の花だけのシンプルチヂミ
前回は菜の花とシシャモのシンプルソテーをアップしましたが、今回も超簡単で美味しい10分程度でできるレシピをお届けします。菜の花が安くなる時期ですのでたくさん購入して春を楽しんでくださいね。
菜の花とは
菜の花はアブラナ科アブラナ属に分類される二年草です。菜葉(なばな)と呼ばれる食用の葉やつぼみを菜の花と呼びます。キャベツや大根、白菜、チンゲン菜、ブロッコリーもアブラナ科というところでは仲間にあたります。直売場などに行くとコウサイタイやカイランサイなどアブラナ科で総称菜の花と呼ばれるお野菜がたくさん売っています。
菜の花の旬は
菜の花の旬は12月下旬から出始め、3月ぐらいまで出回ります。特に旬と呼ばれるのは2~3月です。
菜の花の選び方
菜の花を選ぶポイントは、つぼみが小さくそろっているもので、つぼみが咲いてしまっていると味が落ちたり、筋張ったりしているので避けたほうがよいです。葉・茎がやわらかく、切り口がみずみずしいものがよいです。切り口はパサパサに乾燥しているものは日が経っているので避けましょう。葉の色は、鮮やかなグリーンで全体的にピンシャキとしているものがよいです。葉は黄緑になってたり、カサカサに乾燥してるものは避けてください。
菜の花の保存方法
1.そのままを冷蔵で保存する場合
菜の花をキッチンペーパーや新聞紙に包んでポリ袋に入れて野菜室で保存します。
2.茹でてから冷蔵で保存する場合
菜の花をしっかり洗い、塩を入れたたっぷりのお湯に茎の方から入れて茹でて、冷水に つけて、水気をしっかり切って保存容器に入れて保存します。
3.そのままを冷凍で保存する場合
菜の花をバラバラにならない様に並べてポリ袋かジップにいれて冷凍します。
4.茹でてから冷凍で保存する場合
菜の花を2の方法で塩ゆでして水気を切って使いたい大きさに切って冷凍します。この 時に使いやす量に小分けしてから冷凍すると便利ですよ。
菜の花の栄養価
・ビタミンC 美肌、風邪予防
・ビタミンE 抗酸化作用によるアンチエイジング
・葉酸 血液を作くり貧血を予防する
・鉄分 血液を作り血中の酸素を運び貧血も予防する
・カルシウム 丈夫な骨を作る手伝いをする
・カリウム 体の中の余分な塩分を排出する
・食物繊維 腸内洗浄をしてくれて便秘を予防する
菜の花を料理してみた
材料
- 菜の花 1/2束
- 薄力粉 50g
- 顆粒鶏ガラスープ 小さじ1
- 水 70cc
- ポン酢 大さじ2
- ごま油 小さじ1
- みかんコショウ(一味、七味唐辛子) 少々
- 焼用ごま油 大さじ2
①菜の花を食べやすい大きさにカットします。
②鍋にたっぷりの水と塩を入れます。
③下の部分からボイルしていき、上の部分は少しタイミングをずらしてボイルします。
④約1分半ぐらいボイルしたらザルに上げ軽く流水にさらして冷まします。
⑤ボールに薄力粉50g入れて、水を70cc、顆粒鶏ガラの素を小さじ1入れます。
⑥⑤を軽く混ぜたら④を入れてよく混ぜます。
⑦フライパンにごま油大さじ2と1/2引いて⑥を薄く引いて焼きます。
⑧焼いている間にタレを作ります。ポン酢大さじ2とごま油小さじ1とみかんコショウ(一味でも七味でも可)少々を混ぜ合わせます。
⑨裏面を焼く時にフライパン返し等で押し付けて薄くなるように焼きます。
⑩両面カリッと焼けたら出来上がり。
⑪カットして器に盛り付けて出来上がり。
まとめ
今回も10分ぐらいでサッと出来るレシピでしたね。菜の花だけしか入れてないですけど、エビやアサリのむき身、豚バラスライスやミンチ肉など色々入れていただけるとバリエーション豊富なチヂミになりますのでその日の気分に合わせて作ってみてください。ホットプレート使って食卓で作りながら食べながらでやってもお子様も喜ぶおうちごはんになると思いますよ。
enjoy your meal